自分の実写MVを作ってくれる人を探してるんだけど、どこで探せばいいかわからない…
MV制作ってどれくらいの費用がかかるのかわからない…
MV制作の依頼をする際のおすすめのポイントが知りたい…
上記のような悩みを抱えていませんか?
めちゃくちゃわかります…
ネットなどを見ても、そういった内容をしっかり記載してくれているまとまった記事が出てこないので悩みますよね….
そこでたくさんのMVを作ってきた私は思いました。
上記のような読者さんの悩みが一発で解決できる記事を作ってしまえばよいのでは。
というわけで、これまでたくさんのMVを作ってきた私Akiが、
実写MV制作の依頼をする際に知っておくと役立つ知識を網羅的にまとめました!
この記事を最後まで見ると、以下のことがわかるようになると思います。
- 実写MVを完成させるまでの大体の期間
- 実写MVの予算感
- 実写MV制作に必要なコスト
- 実写MV制作依頼メッセージ作成のポイント
ぜひ最後まで見て、制作の依頼をする際の参考にしてみてください。
最後に私の実績も載せておきますね。
- MV制作歴6年
- MV制作の数50本以上
- ココナラ評価4.8以上
私の方でも個人でできる範囲の動画制作の依頼内容且つ、スケジュールの都合がよければご依頼を承っております🐳
お問合せページかココナラにてお気軽にご相談くださいませm(_ _)m
それでは早速見ていきましょう!
1. 実写MV制作の全体像
まず実写MVの完成までの全体像・流れですが、
ざっくり完成するまでに以下7つの工程があります。
- ご依頼メール〜契約確定作業:約1週間
- 企画・構成作成作業:2~3週間
- 撮影準備:1~2週間
- 撮影:1〜2日
- 編集:2~3週間
- 納品:1日
もちろんご希望の内容・規模感(アマチュア・プロやメジャー・インディーズなど)によって、
制作期間や工程が変わる部分はあります。
とはいえ、完成までに掛かる時間は大体1ヶ月~2ヶ月くらいになることが多いでしょう。
ではここからは、上記について一つずつ深堀していきますね。
依頼メール送信〜契約確定作業:約1週間
依頼メール送信〜契約確定作業は、概ね以下のような流れとなります。
- ご依頼者様からのご依頼相談メールの送信:1日
- 動画制作者からご依頼メールへの回答返信:1日
- 大まかな見積もり額の掲示:1~2日
- ヒアリングシートの作成:1日
- 打ち合わせ(ヒアリングシートをもとに):1日
- 見積もり確定&契約:1日
ご参考くださいませ。
次に企画・構成作成作業について紹介していきます。
企画・構成作成作業:2~3週間
作業の内訳は、概ね以下のような流れとなります。
- 企画・戦略作成:3日
ペルソナ設定(ヒアリング内容参照) 誰のどんな悩みをどのように解決するのか?などを考える作業 - コンテ作成:14日~18日
- 字コンテの作成:3日
- 絵コンテ or Vコンテの作成:10日
撮影準備:1~2週間
作業の内訳は、概ね以下のような流れとなります。
- ロケーションハンティング作業:1週間~2週間
- 撮影場所探し作業:1~3日
- 下見作業:1日(スケジュール確認しながら)
- コストの確認作業:1日
- 機材準備作業:1日~2日
- 制作メンバー・クライアント様への連絡対応作業:適宜
撮影:1〜2日
1日あたりの撮影作業の内訳は、概ね以下のような流れとなります。
- ヘアメイク作業
- 撮影準備作業(照明や三脚をセット・ジンバルにカメラの取り付け、カット・カメラの設定確認など)
- 本番撮影作業
- 移動が必要であれば、撮影場所の移動作業
補足:動画の内容的に1日では全てを取りきれない・不可能な場合は、上記を複数日に跨いで行います。
編集:2~3週間
編集作業の内訳は、概ね以下のような流れとなります。
- 基本編集作業(カット・音量調整)
- カラー調整作業(カラーコレクション・カラーグレーディングなど)
- アニメーション制作作業(動きのある歌詞挿入・トランジションなどの作成)
- 修正作業(必要であれば)
- 修正
納品:1日
編集作業の内訳は、概ね以下のような流れとなります。
- 完成動画の確認作業
- 依頼主様への納品メール作成作業
- クロージング文章作成作業
以上になります。
実写MV制作を行う場合には、
上記の工程がほぼ間違いなく発生しますので、ご参考くださいませ。
では次にMV制作の特徴を記載していきます。
2. 実写MV制作の特徴
MV制作の特徴としては以下になりますね。
- 確定予算額はすぐに見積もりはできない
以下に深堀していきます。
確定予算額はすぐに見積もりはできない
こちらについてなのですが、
これまで沢山の制作のご相談を受けていると高確率でよくある質問がきます。
以下のような形ですね。
初めまして。〇〇です。
新しい□□の目的でMVを制作することになり、制作できる方を探しています。
△△のようなMVだとどれくらいの予算が必要ですか??
よろしくお願いします。
上記についてなのですが、結論から言うと、
MV制作はすぐに「予算は〇〇円になります。」と断定することができません。
理由は主に以下です。
- 撮影場所する場所によって金額が大きく変動する(数万〜数十万円)
- 撮影に出演するモデルさんなどを用意する場合はそれに見合った人件費がかさむ
- その他の人件費もかけるかどうかもお客様次第になる(スタイリストさん、ヘアメイクさんなど)
- 撮影内容に適した機材を用意する必要があるから(内容がしっかり固まらないと確定できない)
ですので、基本的には最初に掲示できる金額というのは、
本当にざっくりとした金額になります。
そのため後で必要な経費が確定次第、追加費用を頂いたりすることで調整したりします。
以上になります。
3. 実写MV制作の相場・作成可能な制作内容について
ここではたくさんの現場経験を元に、
実写MV制作の「大まかな相場感」と「作成可能なMV内容」について、動画制作者別で紹介します。
補足
各個人や会社によって価格の設定はそれぞれですので、これらはあくまでも参考程度にしてください。
それでは見ていきます。
個人のクリエイターに頼む場合
「企画・撮影・編集」をフリーランスなどの個人の方に全てご依頼する場合、以下の特徴があります。
- 予算:20~70万円ほど
- 特徴:1〜2台のカメラのみ完結できるMV、大きなセットなどを使用しないMVなら作成できる
一人で撮影できるMV内容であれば、人件費がかからないため、比較的予算を安く抑えられる
私自身も実写MVの制作承っておりますが、こちらの部類になりますね。
制作会社に頼む場合
「企画・撮影・編集」を制作会社さんに全てご依頼する場合、以下の特徴があります。
- 予算:70~1000万円ほど(内容によってピンキリ)
- 特徴:基本的に複数人で行うため、人件費が嵩むが大きなセットが必要なMV内容も作成可能
有名な所だと上記の制作会社さんはMVに特化している会社さんで
クオリティが高かったり、実績が豊富ですので、お金をしっかりかけて作る場合はとてもおすすめですね。
以上になります。
次はMV制作で必要な費用をざっくりまとめたいと思います。
4. 実写MV制作で必要な費用
実写MV制作は大きく分けると2つの概念の費用があると思います。
以下になります。
- 作業時間に対して払う費用
- 準備物に対して払う費用
一つずつ見ていきますね。
1. 作業時間に対して払う費用
こちらはMV制作をしてくださる方の「作業時間」に対して払う費用になります。
MVを完成させるためには上記でも記載しましたが、沢山の作業工程が存在します。
上記作業のどれか一つでもしっかり行えていないと良いMVは作ることが難しくなります。
つまり良いMVを作るためには、
長い時間をかけて動画を制作する方に対して、しっかりその時間に対する費用を払わなくてはいけません。
会社等で時給でお仕事をしている方にとっては、当たり前にわかる話だと思いますが、
こういったクリエイティブ制作に関しては忘れがちになってしまう所をたまに見かけるので、
注意勧告としても記載しておきます。
こちらの費用は例えば以下などです。
- 依頼メッセージへの返信対応〜契約確定作業費
- 依頼メッセージへの対応
- ヒアリング作業
- ヒアリングシートの作成
- 打ち合わせ(ヒアリングシートをもとに)
- 見積書作成
- 予算の掲示・契約確定作業
- 契約書の作成
- 企画・構成作成作業費
- 企画・戦略作成費
- ペルソナ設定(ヒアリング内容参照) 誰の どんな悩みを どうなふうに解決するのか?
- コンテ作成
- 企画・戦略作成費
- 撮影準備費
ロケーションハンティング作業- 撮影場所探し作業
- ロケ地の下見作業
- コストの確認作業
- 機材準備作業
- 制作メンバー・クライアント様への連絡対応作業
- 編集費
- 基本編集作業(カット・音量調整・アニメーションなしの歌詞挿入)
- カラー調整作業(カットごとにカラーコレクション・カラーグレーディングなど)
- アニメーション制作作業(歌詞アニメーション・トランジションなどの作成)
- 修正作業(必要な場合)
ご参考くださいませ。
2. 準備物に対して払う費用
こちらは撮影で使用する場所や機材、
その場所に行くための交通費などの準備物に対して払う費用になります。
こちらについてはわかりやすいと思います。
実写MV制作でよく必要になる費用を以下にまとめます。
- 撮影準備費
- ほぼマストでかかる費用
- 機材レンタル費 カメラ レンズ フィルター 照明 レフ板 三脚 ジンバル
- スタジオレンタル費
- ロケハン費
- 交通費
- 食費
- ロケハン場所下見費
- リハーサル費
- リハーサルスタジオ費
- 交通費
- 食費
- 必要であればかかる費用
- 人件費
- ヘアメイクさん
- アシスタントカメラマンさん
- 照明さん
- 現場アシスタントさん
- 美術さん
- モデルさん
- 人件費
- 小物準備費
- おもちゃ
- カード
- ボードゲーム
- ぬいぐるみ
- 食べ物
- 果物
- ファストフード
- その他すべての食べ物
- Etc…
- おもちゃ
- 舞台セット準備費
- ほぼマストでかかる費用
主に撮影をする際にかかる費用だと思っていただければと思いますね。
5. MV制作者の選び方
ここではMV制作者の選び方を紹介します。
主に以下の3つです。
- 価格で選ぶ
- 信頼・クオリティで選ぶ
- 好きなクリエイターさんで選ぶ
1つずつ解説します。
価格で選ぶ
価格で選ぶ際のまとめです。
- メリット
- 金額を安く抑えることができる
- デメリット
- 安いと制作できるバリエーションが格段に下がる
- 安いとクオリティに大きく直結するので、質が下がる
信頼・クオリティで選ぶ
信頼・クオリティで選ぶ際のまとめです。
- メリット
- 自分の理想のMVに限りなく近づけることができる
- MVの質が高いと自身の広告として注目されやすくなる(認知が上がる)
- デメリット
- クオリティを重視すると必然的に価格が高くなる
補足
ココナラなどのスキルシェアマーケットなどで探す場合は、
サイト内の他人が書いたレビューを参考にすると、信頼度を確認することがある程度できます
好きなクリエイターさんで選ぶ
好きなクリエイターさんで選ぶ際のまとめです。
- メリット
- 既に自分の好みを体現されている方なので、MVの方向性などを間違えることがほぼない
- デメリット
- 人気のクリエイターさんだと価格が高くなる可能性がある
- 人気なクリエイターさんの場合、すぐに依頼を受けることができない場合がある
以上になります。
次に6. MV制作を依頼する際のメッセージ作成のポイントを記載しますね。
6. MV制作の依頼メッセージ作成のポイント6選
MV制作を依頼する際のポイントは、以下の6つになります。
- 自分のプロフィールを伝える
- 依頼背景を具体的に伝える
- 予算額のレンジを掲示する
- 希望する納期を伝える
- 完成系のイメージを伝える
- 希望する作業内容を伝える
こちらも以下で詳しく深堀しますね。
自分のプロフィールを伝える
まず相手に自分が何者であるかをしっかり伝えましょう。
とても基本だと思うのですが、最初に送るご相談メールに自分のプロフィールを記載せず、
ただ「予算はいくらくらいで作れますか?」と連絡をする方結構いらっしゃります。
(特にココナラなどのクラウドソーシングサービス経由で連絡をする方に多い印象です)
プロフィールがない状態ですと、情報不足のため以下が把握できません。
- どういった価値観を大事にしているのか
- どんな音楽スタイルでどんな音楽を作っているのか
- これまでどんなことをやってきた方なのか
これはMVを作る際にとても大事な情報です。
MVは特に動画制作の中でも、アーティスティックな要素が強い動画ジャンルなので、
こういったその人となりの思想や価値観・音楽スタイルなどをMV制作者はまず理解しないといけません。
余談にはなりますが、
私の場合プロフィールを開示しない方の制作は基本的に全て断っていますので、ご了承くださいませ。
依頼背景を具体的に伝える
あなたが自分のMVを作る理由やその背景をしっかり具体的に伝えましょう。
人は自分が思っている以上に、自分のことを理解していません。
むしろ一発のメッセージで理解するということはなかなか難しいことです。
なので曖昧なメッセージにするのではなく、できるだけ相手に伝わりやすくなる
PREP法(結論→理由→具体例→結論)のような論理的な文章構成でしっかり記載しましょう。
予算額のレンジを掲示する
MV制作にどのくらいまで予算を出せるのかを明確に出しておきましょう。
この内容がないと余計なやりとりが増えるからですね。
書き方は例えばこんな感じだと良いと思います。
- 希望予算額:20万円
- Maxで出せる予算額:50万円
- 追加費用の是非:制作の段階で追加で必要なものが出たときには追加で支払いも可能です
他の項目との噛み合いもありますが、
上記のように記載すると、少ないやりとりでMV制作を受けれるか受けられないかの検討ができます。
希望する納期を伝える
あなたの希望する納期も伝えましょう。理由は以下です。
- 制作可能なスケジュールかどうかをMV制作者が判断しやすくなるから
例として納期の伝え方も挙げておきます。
- 例①:確実に納品してほしい日が決まっている場合→12月15日までに納品を希望
- 例②:ざっくり納品してほしい日が決まっている場合→12月中旬くらいまでに納品希望
- 例③:特に決めていない場合→完成したら納品いただければOKです
完成系のイメージを伝える
完成系のイメージがある場合は、しっかり相手に伝えましょう。
この際より具体的に記載してください。
制作者に完成系のイメージを伝える際は、
以下2点の項目を全て記載してあげると、相手によりイメージが伝わりやすくなると思います。
- リファレンス動画を掲示して伝える
- 文字で伝える
- MVでどうしても入れたいカットなどを伝える
- MVのざっくりとした方向性を伝える
- どんな場所・時間帯で撮ることをイメージしているか伝える(夜景が見える夜のビル屋上の絵が撮りたい,etc…)
テキストで伝えることが難しい場合やイメージが浮かんでいない場合は、
いったん「完成イメージはこちらの方ではまだ浮かんでいない段階です」などとまずは伝えるのが良いでしょう。
上記を伝えているかいないかで、謎の認識の違いなどが発生しにくくなると思います。
希望する作業内容を伝える
最後の項目ですが、相手にどんな作業を依頼したいのかをしっかり伝えましょう。
理由としては以下です。
- 希望する作業内容によって、料金が大きく変わるため
- 依頼内容に誤差を生じさせないため
MV制作は上記の「1.実写MV制作の全体像」で伝えた通り、さまざまな工程があります。
どの工程をお願いしたいのかを明確にテキストにまとめて伝えましょう。例を以下に記載します。
- シングルプラン
- 企画のみ制作希望
- 撮影のみ制作希望
- 編集のみ制作希望
- ダブルプラン
- 企画と撮影のみ制作希望
- 企画と編集のみ制作希望
- 撮影と編集のみ制作希望
- オールプラン
- 企画・撮影・編集まで全て制作希望
ざっとこんな感じになります。
MV制作のメッセージを伝える際の1つの参考資料としていただければと思いますm(_ _)m
最後に7.MV制作を依頼できる場所をまとめて終わりにしようと思います。
7. MV制作を依頼できる場所
MV制作を依頼できる場所は大きく分けると、以下に2つになると思います。
- 個人の動画クリエイターに頼む
- 制作会社に頼む
それぞれ見ていきます。
個人の動画クリエイターさんに頼む場合
私のような個人のクリエイターさんに頼む場合は、
以下のような場所で頼むことが可能です。
- ①:ココナラを利用する
- ②:動画クリエイターさんのHPから直接依頼する
- ③:クリエイターさんのSNSアカウントにDMをする
この辺が一番オーソドックスですね。
私は①ココナラと②このサイトのお問合せページから受け付けています。
制作会社さんに頼む場合
制作会社さんのような場合は、以下のような場所が多いと思います。
- ①:制作会社さんのHP
全てではないですが、制作会社さんの場合、
会社の公式Webサイトからお問合せをするような形が多そうです。
以上になります。
私もMV制作の依頼を受け付けておりますので、よかったらご連絡くださいませ。
本記事が実写MV制作の依頼について悩んでいらっしゃる方の参考になれれば幸いです。
お疲れ様でした!