こんにちは、Akiです。
元バックエンドエンジニアの映像・音楽クリエイターです。
この記事では、プログラミングの変数と定数についてわかりやすく
解説したいと思います。(記事内ではJavascriptにて解説しています。)
それではみていきましょう。
変数と定数の違い・メリットをわかりやすく解説
プログラムの中には多くの値が登場します。
プログラムを書く時は、それらの値を間違いのないように、そして値の変更に対応しやすいようにすることが求められます。
それを助けるための1つの仕組みが変数です。
変数
なぜ変数を使うのか?
変数には以下のようなメリットがあるからですね。
- 同じ値を繰り返し使える
- 変更に対応しやすい
- 値の意味がわかりやすい
変数のメリットの具体例
「同じ値を繰り返し使える」「変更に対応しやすい」という具体例を見てみましょう。
下記ように似た文章を何度も書くのは面倒です。
変数を使わない場合
console.log(“佐藤さん、おはようございます”);
console.log(“田中さん、おはようございます”);
console.log(“鈴木さん、おはようございます”);
しかし変数を使えば同じ値を繰り返し使え、楽にコードを書くことが出来ます。
変数を使った場合
let text =”おはようございます”;
console.log(“佐藤さん、” + text);
console.log(“田中さん、”+ text);
console.log(#鈴木さん、” + text);
また文章が後ほど変更されても、変数を用いていれば、代入する値を変更するだけで全ての変更に対応できます。
定数
変数とよく似たものに、定数というものがあります。
定数はletの代わりにconstを用いて定義しますので注意です。
またこの後は、変数と定数の違いについて下記でみていきます。
変数と定数の違いについて
変数は1度代入した値を更新することができましたが、定数は値を更新することはできません。
下記のように定数の値を更新しようとすると、
コードを実行した際にエラーが発生してしまうので気をつけましょう。
変数
let name = “John”;
console.log(name); //出力結果:John
name = “Kate”;
console.log(name); //出力結果:Kate
定数
const name = “John”;
console.log(name); //出力結果:John
name = “Kate”;👈(ここでエラーが起こる)
console.log(name); //出力結果:Kate
定数のメリット
定数のメリットは、下記です。
これは一見不便に感じるかもしれません。
ですが、予期せぬ更新を防ぐことができ、より安全なコードを書くことができます。
これはコードの量が増えるにつれて徐々にメリットとして感じると思います。
テンプレートリテラル(おまけ)
おまけです。
ES6では、それ以外の方法として「テンプレートリテラル」という連結方法があります。
テンプレートリテラルを用いると、
下記のように文字列の中に定数(変数)を埋め込むことができます。
const name = “Aki”;
console.log(`こんにちは、${name}さん
`);
文字列の中で「${定数}」とすることで、
文字列の中に定数や変数を含めることができます。
この時、文字列全体をバッククォーテーション(`)で囲む必要があります。
また、下記のように複数の変数や定数を埋め込むことも可能です。
const name = “taro”;
const age = “50”;
console.log(`${name}さんは${age}歳です
`);
以上です。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
最近周りでプログラミングを始めた方が多くいたので、
プログラミングの基礎の基礎である「変数や定数」についてまとめました。
最近はあまり私はプログラミングはしていませんが、
最近また自分のん中で、熱が沸いているので、また記事を書いて行こうと思います。
それでは良い人生を!