こんにちは、Akiです。
この記事では、
私が普段よく使う「コード進行」をまとめて見ました。
こんな人におすすな記事です!
・コード進行が作れなくて悩んでいる方
・もっとコード制作の幅を広げたいと思っている方
是非ご参考にして頂けたらと思います。
それでは見ていきましょう。
コードが構築できない根本的な理由
はじめにですが、
コードが構築できない根本的な理由を解説します。
コードをうまく構築できない最大の理由以下だと思っています。
よく使われるコード進行のパターンを理解していないから
これを理解していないままコード進行作ろうと思っても、
時間だけがすぎ、結果としてワンフレーズしかできないのが落ちです。
コードのパターンを理解した上で、
初めて曲に沿ったオリジナルのコードが作れると思っています。
それでは実際にいろんなコードパターンを紹介していきます。
おすすめのコード進行10選
この記事ではわかりやくする為、全て以下にして考えます。
メジャー:「Key=C」
マイナー:「Key=Am」
ぜひ参考にしてみてください。
1.カノン進行
普通表記
|C G | Am Em | F C onE | Dm G7 |
ディグリーネーム
|I V | VIm Ⅲm | Ⅳ I onⅢ | Ⅱm V7 |
2.力強さと切なさが両立しているコード進行
普通表記
|C F | G#dim C onG | F#m7(♭5) FM7 | C onE Fm6 |
|C F | G#dim C onG | FM7 Dm7/G | C |
ディグリーネーム
|1 4 | #5dim 1on5 | 4#m7(♭5) 4M7 | 1on3 4m6 |
|1 4 | #5dim 1on5 | 4M7 2m7/5 | 1 |
3.モダンな感じを持った万能コード進行(1536進行)
普通表記
|F G/F | Em7 Am7 |
ディグリーネーム
|Ⅰ Ⅴm7/IV | IIIm7 VIm7 |
4.とんがり感やクールさを排除したスムーズなコード進行(1432進行)
普通表記
|C | F | Em | Dm Dm7/G |
ディグリーネーム
| I | IV | IIIm | IIm IIm7/V |
5.歌謡曲コード進行(1415 41465進行)
Key=Am
普通表記
| Am Dm | Am E7 | Dm Am | Dm F | E7 |
ディグリーネーム
| Im IVm | Im V7 | IVm Im | IVm ♭VI | V7 |
6. 5と似た昭和歌謡曲風コード進行(41465 414635進行)
Key=Am
普通表記
| Dm Am | Dm F | E7 |
| Dm Am | Dm G7 | C E7 |
ディグリーネーム
| IVm Im | IVm ♭VI | V7 |
| IVm Im | IVm ♭VII | ♭III7 V7 |
7. 洋楽の雰囲気を漂わすコード進行(1144 3625(4度進行)進行)
Key=C
普通表記
| C | C7 | FM7 | Fm6 |
| Em7 Am7 | Dm7 G7 | Em7 Am7 | Dm7 Dm7/G |
ディグリーネーム
| I | I7 | IVM7 | IVm6 |
| IIIm7 VIm7 | IIm7 V7 | IIIm7 VIm7 | IIm7 IIm7/V |
8.オシャレ系J-POP風コード進行(1736 6625 ♭2進行)
Key=C
普通表記
| CM7(9) | B7(♭13) | Em7(9) | A7(9,13) |
| Am7 | Am7/D | Dm7/G | G7 D♭7(9) |
ディグリーネーム
| IM7 | VII7(♭13) | IIIm7(9) | VI7(9,13) |
| VIm7 VIm7/II | IIm7/V | V7 ♭II7(9) |
9.意表を突くベース音下降型コード進行(6#443 2♭715進行)
F#m7(♭5)は実はAm/F#と構成音が同じ(ファ#ラドミ)。
またFM7もAm/Fと同じで構成音はファラドミ。
つまりコードはAmのママでベース音だけが「ラ→ファ#→ファ」と下がる仕掛け。
Key=C
普通表記
| Am F#m7(♭5) | FM7 Em7 | Dm7 B♭7 | C G onB |
ディグリーネーム
| VIm IV#m7(♭5) | IVM7 IIIm7 | IIm7 VII♭7 | I V onB |
最後のコード紹介になります。ラスボスです。
10.スリリングな雰囲気を持つコード進行(1625♭2進行)
Am7(9)からいきなり転調してF#7という展開が見せ場になっています。
しかも#9と♭13という過激なテンションを乗せてです。
実はこのテンションが大事。
これらの音(F#7の#9に相当するラ、♭13に相当するレ)がAmキーの調性の音であるために、
飛躍の大きいコード展開にもかかわらず自然に流れるのです。
またF#7からは4度進行でB7からE7へと、#9と13のテンションありで続きますが、
ここでもテンションの音がしっかりとAmキーの調性の音になっています(B7:レとソ、E7:ソとド)。
これでAmキーのムードを持続しているわけです。
ちなみに最後のB♭7(9))は1小節目のAm7(9)へ戻るための半音上からのアプローチ。
Key=Am
普通表記
| Am7 | F#7(#9,♭13) | B7(#9 ,♭13) | E7(#9 ,♭13) B♭7(9) |
ディグリーネーム
| Im7 | VI#7(#9,♭13) | II7(#9 ,♭13) | V7(#9 ,♭13) ♭IIM7(9) |
今回は以上になります。
終わりに
ここまで見ていただきありがとうございました。
コードは奥が深いですよね…
一緒に頑張りましょう!!
まだまだたくさんおすすめしたいコード進行がありますので、
時間がある時にまた更新したいと思います。
それでは良いクリエイターライフを!