こんにちは、
音楽&映像クリエイターのAkiです。
この記事では、
「コード進行を爆速で作る際に必要なたった1つの知識」を紹介します。
・いつもコード進行を作るのに時間を取られすぎている…
・どうしたらコード進行制作のスピードが上がるか知りたい…
上記のような方は是非参考にしてみてくださいませ。
それでは見ていきましょう!
結論:ダイアトニックコードをしっかり理解すること
作曲する際に、ダイアトニックコードをしっかり理解していると、
すぐに曲のコード進行を作れるようになります。
ただし上記を理解するには、
「7つの各ダイアトニックコードそれぞれの性質」を把握していることが必須です。
この「7つの各ダイアトニックコードそれぞれの性質」については
以下記事で解説しておりますので、分からない方は一度こちらをご参照くださいませm(_ _)m
【作曲初心者必見】各ダイアトニックコードの「性質」を分かりやすく解説
それでは以下に、ダイアトニックコードを理解すると
すぐに曲のコード進行を作れるようになる理由を記載していきます。
すぐに曲のコード進行を作れるようになる理由
楽曲には大半の場合、コード進行が存在します。
J-POPやK-POP、洋楽全てそうです。
(もちろん存在しない楽曲も存在しますが…)
そしてこのコード進行を作ることができたら、
楽曲の土台ができたも同然です。
なぜならコード進行が決まると、以下がある程度決まってくるからですね。
これらが大体決まると、
作曲の次の工程である編曲(アレンジ)の作業にすぐに取り掛かることができます。
ですので、まずはコード進行をサクッと決めていきたいところです。
その際に、ダイアトニックコードを理解しておくと
早くコード進行を作ることができます。
理由としてはダイアトニックコードを理解していると、
以下ができるようになるからです。
- 沢山のコード進行の型を頭にストックすることができる
- 自由自在にコード進行のアレンジができる
それぞれ深掘りしていきます。
沢山のコード進行の型を頭にストックすることができる
言わずもがなですが、
世の中には数えきれないほどの楽曲が無数にありますよね。
そしてそれらの楽曲のコード進行は、少しアレンジが加えられていることはあれど、
基本的には7つのダイアトニックコードを元に作られています。
(7つのダイアトニックコードが理解できていない方は、 こちらの記事をご覧くださいませ)
そして、いろんな楽曲を分析してみると分かってくるのですが、
楽曲のコード進行には、「よく使われるコード進行の型」というのがあります。
私がパッと思いつく範囲でもこれくらいあります。
- 1625進行(ⅠーⅥm7ーⅡm7ーⅤ7)
- 王道進行(ⅣーⅤーⅢmーⅥm進行)
- Just The Two of Us進行(IVM7ーIII7ーVIm7ーI7)
- 4156進行(ⅣーⅠーⅤーⅥm)
- カノン進行(IーVーVImーIIImーIVーIーIVーV)
- 小室進行(ⅥmーⅣーⅤーⅠ)
- レット・イット・ビー進行(ⅠーⅤーⅥmーⅣ)
- 6415進行(ⅥmーⅣーⅠーⅤ)
- 下降転調パターン(V△7ーIIIm7ー♭IV△7ー♭IIIm7)
この他にも、世の中にはまだまだ沢山の型があります。
こういったコード進行の型(パターン)を自分の中に吸収していくことで、
どんどん高速にコード進行を作って一曲を仕上げることが容易にできるようになります。
そして、大事なので再度お伝えますが、
このコード進行の型について理解ができるのは、
いうまでもなく「ダイアトニックコードについてしっかり把握できているから」です。
上記が理解できるからこそ、
コード進行のパターンをどんどん吸収することができ、
結果として、早く1曲を作ることができるようにもなるんですよね。
とても大事なポイントなので、
是非理解して頂ければと思います。
次に移りますね。
自由自在にコード進行のアレンジができる
ダイアトニックコードを理解していると、
自由自在にコード進行のアレンジができるようになります。
つまり言うと、
先程紹介したコード進行のパターンなどを
自由自在にアレンジしていくこともできるようになるんです。
「本当にできるの??」
上記のように思う方もいらっしゃると思いますが、本当です。
順を追って解説しますね。
例として1625進行(ⅠーⅥm7ーⅡm7ーⅤ7)を題材にしますね。
曲の中のサビで1625進行でサビを始めたとします。
その際に、ダイアトニックコードを理解していると、
ここから複数のパターンを作ることができます。
例として、代理コードという
同じ性質のコードに変更するアレンジを紹介します。
ざっとですが、こんな感じですかね。
もちろん他にもやり方はありますが、
この「同じ性質を持ったコードを代理で使う(通称:代理コード)」方法を使用すれば、
これだけのコード進行パターンもサクッと導き出せます。
またこの際、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれませんが、
そう言う時は、歌のメロディーの音やそのセクションで出したい雰囲気などを
参考にコードを選んでいくと良かったりします。
例えば、作曲をしていて以下のような場合があるとします。
こういった場合、ルート音がラであるAm、
つまりVImの音を最初に持ってくることで解決することができます。
理由は以下です。
もちろん同じトニックかつマイナーコードである
IIImを使ってみても良いかもしれませんね。
こんな感じで、
ダイアトニックコードの性質を理解していると、
コード進行も自由自在にアレンジしていくことができます。
今回は「代理コード」と言う方法を使用してアレンジしていきましたが、
この他にもコード進行のアレンジ方法はめちゃくちゃ沢山あります。
その辺りのアレンジ方法は、
この記事の趣旨とは少しずれるので、別記事などでまた紹介しますね。
ただ今すぐにでも学びたい方もいるかと思いますので、
僕が過去に読んでめちゃくちゃコード制作に役だった本を紹介しますね。
どちらか一冊でも読んでおく&持っておくと、
めちゃくちゃコード進行についての深い知識が身につきます(僕自身がそうでした)
是非参考にしてみてください!🦜
それでは、今回はこれにて以上とします。
終わりに
いかがでしたでしょうか??
ぜひ、上記を参考にして耳コピや作曲に活かしてみてください!
僕のブログやYouTubeでは、以下のような記事を沢山書いたり動画にしているので、
気になる記事や動画があったら、是非そちらもご覧いただければと思います!
音楽
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・コード進行Tips
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それでは良い音楽ライフを!