こんにちは、
映像音楽クリエイターのAkiです。
この記事では、
「耳コピを爆速で効率よく行うコツ」を紹介します。
好きな曲をカバーしたいけど、マイナーすぎて楽譜がない…
耳コピ試みたんだけど、全然うまく聞き取れない…トホホ…
上記のような方は是非参考にしてみてくださいませ。
またこの記事の内容は、僕の実体験がベースとなっております。
なので、すべての人にこの方法が当てはまるということは考えておりません。
一参考例としてご覧くださいませ。
それでは見ていきましょう!
結論:ダイアトニックコードのコード進行に沢山触れること
見出しで書いた通りですね。
ダイアトニックコードのコード進行に沢山触れると良いかもしれません。
だいあとにっくこーどって何ー??美味しいの??
上記のような方は、諦めましょう。
。。。
冗談です。
置いてきぼりにはしませんのでご安心を。
ダイアトニックコードの理解については、
以下の記事でめちゃくちゃしっかり記載しているので、
こちらをまずはご参考くださいませm(_ _)m
ここからはダイアトニックコードの理解ができている前提で話を進めます。
ではダイアトニックコードのコード進行に沢山触れると
なぜ耳コピに役立つのかを自分の視点にはなりますが、紹介しますね。
ダイアトニックコードのコード進行に沢山触れることが大事な理由
結論として、以下です。
コード進行を推測できるようになるから
以下に解説していきますね。
コード進行を推測できるようになるから
曲を効率よく耳コピする際に、
絶対に必要になるスキルが以下です。
コード進行を推測できるようになるスキル
ちなみにほとんどの楽曲の耳コピの大まかな流れは以下です。
耳コピの大まかな流れ
①曲のキーを見つける
②見つけたキーから、その曲のダイアトニックコードを洗い出す
③ベースのルート音+②で洗い出したダイアトニックコードで、曲のコード進行やフレーズを聞き取る
この3ステップをパパッと終わらせるとがとても大事なんですよね。
では、どうしたらコード進行を推測できるようになるのか?
ダイアトニックコードを理解しているほとんどの方は、
おそらく上記の①と②は比較的用意にできると思います。
しかし③になった途端、
コード進行を導き出せなかったり、聞き取れなかったりしませんか?
ここで大事なのが、
ダイアトニックコードの型をしっかり理解しておき、コード進行を推測することです。
ダイアトニックコードの型と言うのは、
以下のような様々な楽曲でよく使われているコード進行のことです。
1625進行(ⅠーⅥm7ーⅡm7ーⅤ7)
王道進行(ⅣーⅤーⅢmーⅥm進行)
Just The Two of Us進行(IVM7ーIII7ーVIm7ーI7)
4156進行(ⅣーⅠーⅤーⅥm)
カノン進行(IーVーVImーIIImーIVーIーIVーV)
小室進行(ⅥmーⅣーⅤーⅠ)
レット・イット・ビー進行(ⅠーⅤーⅥmーⅣ)
6415進行(ⅥmーⅣーⅠーⅤ)
下降転調パターン(V△7ーIIIm7ー♭IV△7ー♭IIIm7)
上記のコード進行については、
以下記事でも少し触れています。
ダイアトニックコードの型を沢山知っていると、
耳コピする際にとても役立ちます。
例を挙げます。
例えばあなたが、耳コピを進めていて
以下のような状態だったとしましょう。
耳コピで把握できたもの
楽曲のキー:Cメジャー
ダイアトニックコード(トライアド):C、Dm、Em、F、G、Am、Bm♭5
ダイアトニックコード(7th):CM7、Dm7、Em7、FM7、G7、Am7、Bm7♭5
耳コピしたい場所:Aメロ
耳コピしたAメロのベース音(ルート音):C→B→A→G→F→E→F→G
この場合、ダイアトニックコードの基礎をしっかり理解していれば、
自然と以下の2パターンのコードを考えますよね。
トライアドパターン:CーBm♭5ーAmーGーFーEmーFーG
7thパターン:CM7ーBm7♭5ーAm7ーG7ーFM7ーEm7ーFM7ーGM7
そうです。
ベース音に合わせてダイアトニックコードを組み立てると言う方法です。
基本的にはこれで良いと思います。
しかし、実際に弾いてみると
「ん..なんか違う気がするんだよなぁ」という状態になるかもしれません。
僕の経験上、
この「なんか違う気がする」という時は大体違うことが多いです。
つまり別のコード進行が考えられると言うわけですね。
そしてこの推測で役立ってくるのが、以下です。
過去に自分の頭に蓄積してきたコード進行の型
上記の例を参考にします。
自分の頭に蓄積してきたコード進行の型が沢山あると、
ベース音の流れを見た瞬間に、Aメロの流れは「カノン進行だな」と言うのが瞬時にわかります。
ここで以下のような疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
さすがにカノン進行は有名だから知ってたよ。
でもベースのルート音とカノン進行のコードのルート音が違うから
カノン進行ではないでしょ??
確かにそうですね。
ベース音は「C→B→A→G→F→E→D→G」
基本的なカノン進行は「CーGーAmーEmーFーCーFーG」と言う流れなので、
上記のような疑問を持つかと思います。
しかし、残念ですが、
それは単純にコード進行の勉強不足&分析不足です。
なぜなら、コード進行を制作する際には、
ベース音を滑らかに動かしてコードを作る方法があるからですね。
上記を理解している人の頭の中は以下のような感じです。
ベース音を滑らかに動かしてコードを作る方法を知っている人の頭の中
①ベース音は「C→B→A→G→F→E→F→G」だな
②曲の雰囲気やベースの下降していくフレーズからして、
Aメロは応用したカノン進行のパターンだな
③ということは、オンコードを使った滑らかな
カノン進行「CーG/BーAmーC/GーFーC/EーDm7ーG7」だな
こんな感じで、コードの型をある程度しっかり理解していることは、
以下ができるようになることに直結します。
- 瞬時に適切なコード進行を導き出せる
- 瞬時に導き出せなくても、ベースやコードの流れなどを元に、一つ一つしっかり分析して適切な音を導き出すこともできるようになる
耳コピをしていく際に、 ダイアトニックコードのコード進行に沢山触れることが
とても役に立つということを少しでも理解していただけたら幸いです。
また別の機会に、
いろんなコード進行の紹介などもしていけたらなと思います。
以上になります!
最後に
いかがでしたでしょうか??
ぜひ、上記を参考にして耳コピや作曲に活かしてみてください!
それでは良い音楽ライフを!
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