こんにちは、
映像音楽クリエイターのAkiです🦜
この記事では、楽器や作曲を始めるとよく耳にするようになる、
「ダイアトニックコード」という音楽理論について徹底解説します。
- 作曲してみたいけど、どうやっていけばいいのかわからない
- 耳コピしたいけどうまくいかない
- コード進行が作れない。。。
- ダイアトニックコードって何?おいしいの?
- トニックとかドミナントとか名前は知ってるけどよくわからない
上記のような方は是非参考にしてみてくださいませ。
ちなみに記事を書いている私は、
以下の経験を持ち、音楽についての知見はかなり詳しく理解しています。
- 作曲歴5年
- DTM歴5年
- ギター歴10年
- 大手音楽レーベルでの制作経験
またこの記事を見るメリットはこちら
メリット
- ダイアトニックコードがなんなのか理解できるようになる
- ダイアトニックコードを理解するメリットが分かるようになる
- ダイアトニックコードを作る手順が分かるようになる
- ダイアトニックコードの具体的な使い方が分かるようになる
ダイアトニックコードは、耳コピや作曲する際の基本の「き」になる大事な理論なので、 是非覚えて帰ってほしいですーー!
それでは見ていきましょう!
ダイアトニックコードを理解するメリット
まずダイアトニックコードを理解すると得られるメリットについて解説します。
- 耳コピがしやすくなる
- 作曲がしやすくなる
- 基本的なコード進行の組み立て方が分かるようになる
メリットについては、別記事で記載しているので、
こちらを参考にしてみてください。
(現在執筆中ですので、もうしばらくおまちくださいませ🙇♂️)
では次から具体的なダイアトニックコードの
基本を解説していきますね。
ダイアトニックコードとは
結論として、以下の法則で導き出されたコードのことですね。
メジャーキーの場合
『①主音+②主音から2音離れた音+③②の音からさらに1音半離れた音』
で構成されたコード
マイナーキーの場合
『①主音+②主音から1音半離れた音+③②の音からさらに2音離れた音』
で構成されたコード
ん…
全然わからない…
安心してください(笑)
以下でダイアトニックコードの構成の深掘りをしていきます!
ダイアトニックコードの構造&制作手順
まず最初に理解しておきたいのが、
メジャーキーとマイナーキーでは、
ダイアトニックコードの導き出す方法がほんの少しだけ違うということですね。
この記事では、
それぞれのダイアトニックコードの導き出し方を紹介するので安心してくださいね。
今回はわかりやすい例として、
以下のキーのダイアトニックコードを導き出してみます。
- メジャーキーは、Cメジャーキーのダイアトニックコード
- マイナーキーは、Aマイナーキーのダイアトニックコード
その際、ダイアトニックコードは3ステップで作ることができるんですよね。
メジャーとマイナーそれぞれのキーごとに紹介しますね。
ダイアトニックコードの制作手順(メジャーキー)
以下が上記の参考例です。
①例:Cメジャーキー→ドレミファソラシ
②例:ドミソ、レファラ、ミソシ、ファラド、ソシレ、ラドミ、シレファ
③例:C、Dm、Em、F、G、Am、Bm♭5
Cメジャーキーのダイアトニックコード(C、Dm、Em、F、G、Am、Bm♭5)の完成!🦜
ダイアトニックコードの制作手順(マイナーキー)
以下が上記の参考例です。
①例:Aマイナーキー→ラシドレミファソラ
②例:ドミソ、レファラ、ミソシ、ファラド、ソシレ、ラドミ、シレファ
③例:Am、Bm♭5、C、Dm、Em、F、G
Aマイナーキーのダイアトニックコード(C、Dm、Em、F、G、Am、Bm♭5)の完成!🦜
こんな感じです。
ここで一番大事なのは、
最初にも書いた通り、以下を理解しておくことですね。
メジャーキーの場合
『①主音+②主音から2音離れた音+③②からさらに1音半離れた音』
マイナーキーの場合
『①主音+②主音から1音半離れた音+③②からさらに2離れた音』
補足
マイナーキーの場合は、 メジャーキーの②と③の音階の離れ方が反対になっているだけです。
ここさえ理解しておけば、他のキーになっても、
簡単にそれぞれのキーのダイアトニックコードを導き出すことができますよーー🦜
一応他のキーのダイアトニックコードも全て記載しておきます。
メジャーキー
Cメジャーキー:C、Dm、Em、F、G、Am、Bm♭5
Dメジャーキー:D、Em、Fm、G、A、Bm、Cm♭5
Eメジャーキー:E、Fm、Gm、A、B、Cm、Dm♭5
Fメジャーキー:F、Gm、Am、B、C、Dm、Em♭5
Gメジャーキー:G、Am、Bm、C、D、Em、Fm♭5
Aメジャーキー:A、Bm、Cm、D、E、Fm、Gm♭5
Bメジャーキー:B、Cm、Dm、E、F、Gm、Am♭5
マイナーキー
Aマイナーキー:Am、Bm♭5、C、Dm、Em、F、G
Bマイナーキー:Bm、Cm♭5、D、Em、Fm、G、A
Cマイナーキー:Cm、Dm♭5、E、Fm、Gm、A、B
Dマイナーキー:Dm、Em♭5、F、Gm、Am、B、C
Eマイナーキー:Em、Fm♭5、G、Am、Bm、C、D
Fマイナーキー:Fm、Gm♭5、A、Bm、Cm、D、E
Gマイナーキー:Gm、Am♭5、B、Cm、Dm、E、F
これにてダイアトニックコードの作り方は以上です!🐢
また補足ですが、
上記のキーごとのダイアトニックコードは暗記する必要は全くありません。
ですが、その代わり「ディグリーネーム」というのを絶対に覚えておきましょう。
ディグリーネームについては以下の記事でわかりやすく解説しているので、
分からない方は是非そちらも参考にしてみてください!
(現在執筆中ですので、もうしばらくおまちくださいませ🙇♂️)
一応ここでもディグリーネームについて端的にまとめて記載おきます。
ディグリーネームとは??
つまり、以下のような感じです。
ここではこういう表記があるんだなということだけ覚えておいてください。
ダイアトニックコードの具体的な使い方
ダイアトニックコードを作ることができたら、
以下の時にめちゃくちゃ役に立ちます。
- 作曲する時
- 耳コピする時
それぞれについては結構長くなりますので、
以下記事でわかりやすく解説しております。
作曲する時
以下の記事をご覧くださいませ🦜
【作曲初心者必見】コード進行を爆速で作る際に必要なたった1つの知識
耳コピする時
以下の記事をご覧くださいませ🦜
【才能不要】音楽初心者が耳コピを爆速で効率よく行うコツ
参考になる部分もあると思いますので、
こちらの記事もご参照くださいませ。
これにて以上になります。
参考になる本
上記でダイアトニックについて記載してきましたが、
理解できなかった方もいるかもしれません。
それはおそらく、以下のようなことが考えられます。
- そもそも音楽の「キー」という概念が分からない
- 基本的な音楽用語を知らない
そういった方におすすめしたい本があります。
以下ですね。
こちらの本は、とても基本的なところからしっかり分かりやすく記載されている且つ、
マンガ形式になので、飽きずに読み進めることができます。
楽器・作曲初心者にとてもおすすめです。
また、上記が理解できた方には、以下の本がお勧めです。
こちらの本は、
数々の名曲を題材にして、たくさんのコード進行などや理論を紹介しています。
僕自身この本と出会い、
かなり基礎と応用が身についたと実感しています。
よかったら参考にしてみてください。
以上になります。
終わりに
いかがでしたでしょうか??
ぜひ、上記を参考に作曲に活かしてみてください!
僕のブログやYouTubeでは、以下のような記事を沢山書いたり動画にしているので、
気になる記事や動画があったら、是非そちらもご覧いただければと思います!
音楽
・マスロック制作Tips
・DTM作曲のtips
・コード進行Tips
映像制作
・動画編集全般のtips
・Music Video制作tips
・デザインtips
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それでは良い音楽ライフを!